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日本スノ−シュ−イング連盟主催
第四回日光スノ−シュ−イング・レ−ス
報告

 

第四回日光スノーシューイング・レース結果報告
取材して頂いた方々のレポートです(順不同)
ホームページ「スノーウォーク」主宰の水船聖仁さんのレポート
カシオのホームページに掲載された写真家の山田周生さんのレポート
参加されたThe Earth Playersの大内直樹さんのレポートです。「山と渓谷」5月号にも要約されて掲載されています。
学芸通信社の和田恵子さんのレポートとご主人の和田好正さんが撮られた写真

 

 

選手リポート

第4回日光スノ−シュ−イング・レース参戦記

The Earth Players  大内直樹

2月16日早朝、名古屋からきた友人たち総勢7人で、日光に向う。松本から約5時間の道程である。昨年の大会に参加して、スノーシューの楽しさにはまり、今年も参加しにきたのだが、日光はスノーシュー以外にも、色々楽しめるところである。昨年は湯元スキー場でゲレンデスキーを楽しみ、今年は光徳スキー場で、クロカンスキーを楽しんだ。宿で夕食を取ってから、ブリーフィングに出席する。選手も100人と昨年より大幅に増え、各種目で活躍している強豪選手の顔ぶれも見られる。さらにコースの難易度が上がっているようだ。わくわくしてきたのは僕だけではないだろう。そして極めつけは、今回、ゲストの方々のお話。エキストリームスキーヤーの和田さんの北極圏最高峰からの滑走、トリプルアイアンマンに優勝したこともある、坂本さんのアラスカ1000MileMTBレース。登山家の貫田さんの登山に適した遺伝子の話し、冒険家白石さんの伊豆アドベンチャーレースの案内等、すごいメンバーの話を聴いて、圧倒されてしまった。

翌日、9時過ぎにスタート地点に集まり、準備体操をして体をほぐしてからスタート。はじめは延々と続く林道登り。元気のいい人達が猛然とダッシュをかけていく。僕はそのスピードにはついていけないので、マイペースで走る。雪の上はけっこう走りにくい。前の人達の通った、踏み固められた道を走る。トップはもう見えない。林道が切れるところまで、前回優勝の杉山さんについていったが、ここでコースミス。すぐ後ろにアドベンチャーレーサーの田中さんがいて、今回コースの設定者の1人でもあるが、注意もしてくれず、ここぞとばかりに先へ行ってしまう。これもアドベンチャーレースのテクニックか?何とかコースに復帰するが、すでに2人に抜かされていた。この後、急斜面の登りに入る。キックステップで、壁に切込みを入れて登るが、滑ってしまう。何とか登りきり、噂の、ジェットコースターの下りにさしかかる。危険ということで、フィックスロープが設置してあり、これにつかまらないと、どこまで行ってしまうかわからないような下りをお尻で滑っていく。これがおもしろい。そのスピード感に顔が緩んだり引きつったり・・・。  下りが一通り終わると、今度は、来た林道を戻り、途中で、ジャンプセクションがあり、3〜4mの落差を飛び超え、森に入る。今まで、僕のずいぶん前を走っていたと思われる選手と遭遇。ショートカットのし過ぎで、ここまで落ちてしまったらしい。5kmの選手もここを通るので、雪はもう踏み固められてしまっている。森の中を走り抜け、林道まで再び登り、あとは下るのみ。雪がすこし緩んできているので、走りにくくなっているが、何とかフィニッシュ。タイムは昨年より速くなっているが、順位は9位と、だいぶ落としてしまった。

優勝はクロススポーツの猛者、アートスポーツの佐藤さん、2位は、アドベンチャーレース界で活躍し、昨年エコチャレンジNZで11位と健闘したEastWindの佐藤くん、3位にトライアスリートの市岡さんが入った。他にも山岳レース・MTBラリー等で活躍している人達が10位以内に入った。

レース終了後、温泉に入り、リラックスしたところで、表彰式。男子、女子、チーム部門の表彰があった。机にわんさと並べられたHotChillysのベースレイヤー、グレゴリ−のザック、モントレイルのシューズ、スノーシュー、St.Moritzの時計等豪華賞品がなんと、すべての選手に行き渡り、皆嬉しそう。参加賞で、すでにHotChillysのベースレイヤーをいただいていたチーム員たちは、自分たちもあるの?とすごく喜んでいた。

来年は噂によるともっとすごいコースを作る予定らしい。ぜひ、楽しみに、来年も雪がたくさん降ることを祈りたい。

 

 

 

学芸通信社配信

走る、跳ぶ、登る  スノーシュー・レース

 中高年の間で人気上昇中のスノーシュー。はいてすぐに歩ける気軽さからハイキングや野鳥観察などに利用する人も多い。今回は先日行われた「日光スノーシューイング・レース」を紹介しよう。  今年で四回目を迎えた同レースは、日本スノーシューイング連盟がスノーシューを広く認知してもらうため開いている。回を重ねるたび参加者は、十七人(一回目=一九九九年)、三十二人、五十二人と増え、今年(二月十七日)は男女合わせて八十九人が順位を争った。  会場となるのは栃木県奥日光湯本の起伏のある夏道で、男女別五`、一〇`のコースタイムを競う。一〇`コースは、最大斜度五〇度の登り坂、四bのジャンプ台など変化に富み、厳しいコースが設定された。スノーシューの弱点である急斜面での下りの対処がうまくできないと良いタイムは期待できない。  コース別優勝者とタイムは次の通り。男子五`(二十二人参加)=埼玉県・佐藤邦雄さん、五十三分七秒。女子五`(十八人)=山梨県・藤原瑞穂さん、一時間十三分五十二秒。男子一〇`(三十七人)=埼玉県・佐藤英人さん、一時間四十四秒。女子一〇`(十二人)=長野県・大内はるなさん、一時間十六分五十三秒となった。  二年連続優勝を果たした大内さんは、オリンピックのトライアスロンの選手。「息は陸上より上がるし、負荷もかかります。いいトレーニングになりますね」と話す。参加者の多くは、マラソンや山岳レースの経験者だ。  欧米では盛んに行われているレースだが、日本ではまだ始まったばかり。詳しくは、www.chikyunetwork.org/まで。

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日本スノ−シュ−イング連盟
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