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新潟県妙高市

池の平スノーシューイングガイド協会

池の平スノーシューイングガイド協会
スノーシューは最強である。おおよそ雪のある所で行けない所は無い!と思う・・。
新雪・深雪は勿論、急なアイスバーン以外(このような所はあまり無い)は全く問題がない!と思う・・・。

ここ数年スノーシューの人気が出てきた。何より練習をしなくても誰でも気軽に履けてしまうことが素敵である。他のウィンタースポーツで練習無しで出来るのはソリくらいであろう。(ソリもスポーツなのだ!)
スキー・スノーボードは滑るまでに丸1日を要する。上手く滑るには1シーズンはかかる。
手軽に思われるクロスカントリー(歩くスキー)も平地ならば問題はないが、登りや降りはそれなりの技術が要る。
その点スノーシューはあっという間に出来る。なぜか?歩くだけだからである。
防寒対策をして(スキーウェアで十分)、雪用の靴を履けば準備完了である。あとはスノーシューを履けば普段決して入れない所に行けるのだ。
さらにさらにスノーシューは良い事だらけなのだ!
1、 有酸素運動である。(あまり知られていないがスキー・スノーボードは有酸素運動ではない、はず)
2、 ストック(ポール)を使えば全身運動になる。
3、 森の中だから森林浴ができる。(フィトンチッド効果)
4、 ウォーキングの2倍から5倍の運動量がある。(ダイエット効果)
5、 大自然の中で食べるおにぎりは最高にうまい。
6、 運動後の温泉はカクベツである。(少々強引ではあるが山には温泉が付き物)

ここで気を付けなければならない事がある。
相手は大自然である。グリーンシーズンには草茫々枝茫々所々熊的場所も雪があればぜんぜん平気。全て雪の下で春まで眠っている。そこにあるのは静寂と森の香り、そして雪原(時々動物)だけである。とても気持ちが良い。しかし山は山。天候は急変する事が多々ある。天気予報は晴れでも平気で変わる。この木が目印!!あの丘が目印!!は当てにならない。この木・あの丘はそこらじゅうにあり、知らない間に山奥に入っていることがある。過信は禁物・特に地元だから平気!は平気ではない・・事が少なくない。
山に入るときは計画的に、無理をせず、地図を持ち、携帯食も持ち、コンパスは当たり前でお願いしたい。そんなのは無理という方には↓。
 
そこで紹介したいのが、池の平温泉『スノーシューコース』である。
コースは3コースある。『うさぎコース』・『ほんどりすコース』・『きつねコース』である。
コースにはそれぞれ道標が設置してあり、1番から番号がふってある。これを辿っていくともれなくスタート地点に戻れるという優れものである。コースは2kmから2.5kmで1周でき、それぞれ違いがある。たとえば『うさぎコース』は、登りは多いが眺めが最高、であったり。『ほんどりすコース』は平坦であまり変化が無い、かも知れないが動物が多い。などなど。楽しみ方はいろいろで何回か回るうちに、自分なりの楽しみ方が見えてくる。こうなれば一流のスノーシューイスト(こんな言葉が有るのだろうか・・?)であり、街中を自慢げに闊歩できる。

スノーシューの良さが伝わったであろうか?
ぜひぜひお試し頂きたい。

スノーシューレンタルに関しては池の平温泉にある妙高高原ビジターセンターに行けばレンタルがあるので、試しに・・という方はここでのレンタルをお勧めする。
もちろん、スキーなどのレンタルショップにもスノーシューレンタルがある。
  また少し慣れてきて、「スノーシューコースの外にも行きたい」となったら、少しずつ冒険してみては。(無理は禁物)さらに冒険をしたい方にはガイドを付ける事をお勧めする。
池の平スノーシューイングガイド協会(お問い合わせ・・池の平温泉観光協会)か自然ソムリエ(お問い合わせ・・妙高市観光協会)に聞いて頂ければ、レベルにあったコースをガイドしてくれるだろう。彼らはいろいろな事を面白おかしく説明してくれる。その他にも『スノーシューナイトツアー 月の旅・星の旅』というツアーがある。その名の如く、満月の雪原をライト無しで歩いたり(月明りが雪原に反射してとても明るい。驚く事に夜なのに妙高山が良く見える)、新月の漆黒の闇の中の星空下(時々流れ星もある)を歩くなど幻想的なツアーである。(お問い合わせ・・池の平温泉観光協会)

 ここで書き忘れたことがある。
スノーシューって何だろう?と思った方がいれば誠にありがたい。
スノーシューとは雪の上を歩くための道具で、忍者が水の上を歩く時に、足より2周り位大きな円盤的履物を履く。あれに似ている。そう、雪の上を歩いても沈まないのである。日本的に言うとカンジキになる。スノーシューとカンジキの最大の違いは踵が上がるか固定されているかである。どちらも優れものではあるが、雪山を歩くならばスノーシューの方が良いかと思う。
 
繰り返すがスノーシューは最強である。たとえ下りをゆっくり歩いている時、その横をスキーが「すぅ〜」と滑って行っても決して羨ましがってはいけない。彼らには春を待つ木々の新芽が見えないのである。

                     
池の平スノーシューイングガイド協会
                              関根 壮一郎


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