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日本スノ−シュ−イング連盟主催
第三回 日光スノ−シュ−イング・レ−ス

選手リポート

選手リポート

第3回日光スノ−シュ−イング大会リポ−ト
The Earth Players  大内直樹

平成13年2月25日、第3回日光スノ−シュ−イング大会が開催された。スノ−シュ−という、西洋かんじきを使ったレ−ス。以前より、興味があったので、ぜひ参加しようとアドベンチャ−レ−スのチ−ム員4人と共に参加した。距離は5Kmと10Km、せっかく遠いところから行くのだから、と思い10Kmの部に参加した。 試走をかねて、前日より、現地入り。スキ−場近くの山の中を、雪合戦をしながら、斜面の降り方、登り方を身体で体験する。かなり心拍数が上がる。今までにはない、新しい遊び方だ。その夜は、前泊組の人達、スタッフの方々との懇親会があり、世界のアドベンチャ−レ−スや、オ−ロラ写真家の坂本さんの映像を皆で楽しんだ。アドベンチャ−レ−サ−の宮内さん他、山岳マラソンランナ−、カヤック等各種目のアスリ−トが集まり、楽しい時をすごした。
さて、レ−スは翌日の11時20分から始まった。その前に講習会があり、皆で雪合戦等をして、ウォ−ミングアップ。しかし、気温は低い。マイナス10℃くらいではなかっただろうか。皆、思い思いの格好で走り出す。速く走る人たちには、ロングTシャツにタイツ、スパッツという格好が多い。吹雪混じりの天気。寒さで凍りつきそうになる。
コ−スは、はじめの5Kmは、雪で埋まった道路を登り、途中から森の中を駆け下り、登るコ−ス。5Kmの選手はそれで終了だが、10Kmの選手はその後、別の森に入り、登山道を登り、林道を下り、道路を登ってくるハ−ドなコ−ス。スタ−ト直後から、息が上がってしまう。雪の上でのランはスノ−シュ−を履いていても、非常に辛いものがある。まったく前走者との差が縮まらない。森の中に入ると、ジャンプできるスロ−プが設定してあり、雪の中を縦横無尽に走り回れるので、とても楽しく感じられた。5Kmを40分弱かけて走ってから、残りの5Kmに向かう。雪のトラバ−スは、とても滑りやすく、慎重に走る。何とか、登りを終え、林道の下りに入る。クロカンスキ−の跡もある。普通の林道下りに比べると足をとられてしまうので、スピ−ドを殺して走る。再び、雪で埋まった道路を走るが、走り方が悪いのか、まったくスピ−ドが出ない。2位を走っていたが、抜かされてしまった。足は大丈夫なのだが、心臓がばくばくいってしまう。そして、何とかフィニッシュラインにたどりついた。立ち止まると、すぐに寒気がやってきてしまう。そういえば、途中の給水も凍っていた。
タイムは1時間19分で3位、タイム的には、ハ−フマラソンに相当すると思われる。昨年の日本山岳耐久レ−ス(71.5Km)の優勝者、杉山さんが1時間16分で優勝。また、負けてしまった。女子は、妻のはるなが、前回、前々回の優勝者の宮内さんに競り勝ち、1時間27分で優勝した。そしてもうひとつの楽しみは、参加賞や賞品。参加費以上のアウトドア商品が提供され、皆満足顔で家路についたのは間違いがないだろう。雪というフィ−ルドで、こんなに楽しいことができるスノ−シュ−の楽しさを満喫した。来年もまた出場したいと思う。

 

 

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